齊藤早紀さん(Darichディレクター)の好きなピンクを聞きました♡
今回インタビューさせていただいたのは、Darich(ダーリッチ)のディレクターとして活躍中の齊藤早紀さん。洋服を作る時のこだわりやピンクへのこだわりをたくさんお聞きしました♡
齊藤早紀さんに聞きました!ピンクにまつわる質問♡
(以下、齊藤早紀:S)
―さっそくですが、ピンクは好きですか?
S:大好きです♡物心ついたくらいから、もうずっと好きですね!
―もうかなり長いピンク好きですね!ピンクを好きになったきっかけなどはありますか?
S:気が付いたらピンクが好きになっていたんですが、男兄弟だったせいか小さい頃はピンクとはかけ離れた服装が多かったんです。その反動で、自分でお洋服を選べるような年になってからは、ピンクや女の子らしい服を選ぶようになりましたね。
―なるほど!小さい頃の反動だったんですね。
S:はい、お兄ちゃんのお下がりを着ていたりしたので(笑)内心は女の子っぽい服が着たかったんだと思います。
WHAT IS YOUR FAVORITE PINK?
―早紀さんの好きなピンクはどんなピンクですか?
S:選ぶものによっても違ったりするんですけど、洋服だと、ダスティピンクだったり、ヌーディーなピンクが多いですね。
―身に着けるものだとやっぱり濃いピンクよりも淡いピンクが中心になりますよね!
S:はい、やっぱり着やすいくすんだピンクが多くなりますね!
―普段はご自身のブランド、Darichのお洋服を着られることが多いですか?
S:そうですね、全身Darichのこともあれば、Darichと他のブランドさんの服を合わせてっていうこともありますね。
―Darichについては後でくわしくお聞きできればと思うのですが、ご自身のブランド以外でも何か気になっているピンクのアイテムはありますか?
S:アパレルだと自分で作っちゃおうってなるんですが、ルームウェアとか下着も割とピンクが多いので、ヴィクトリアシークレットさんとかピーチジョンさんではよく買っています。あとお花だったり本だったり、インテリアや撮影用に使う小物は、ネットで「ピンクの本 かわいい」で調べたりしてよく探していますね!
―「ピンクの本 かわいい」!これはわたしも今度調べてみます!
S:ぜひ♡洋書なので読めないんですけど(笑)もう見た目が可愛くて、ついつい買っちゃいますね。
―持ち物もピンクが多いですか?
S:そうですね、基本的に小物はピンクですね。あとお財布はピンクしか買ったことないかもしれないです!買い替える時に、ビビッドなピンクか淡いピンクかの変化があるくらいで、ほとんどピンクです。
―メイクでもピンクは使われますか?
S:チークとリップはだいたいピンクですね。リップは赤が流行っていたりしてもヌーディーなピンクを使う事が多くて、チークもピンクの中で色を変える感じです。コーラル寄りのピンクだったり、濃いピンクなのか薄いピンクなのかっていうくらいで、基本的にはピンクですね!
―最近買ったコスメなどはありますか?
S:最近だと原宿にSTYLENANDAのお店ができたので、3CEがプチプラなのにピンクの発色がすごくキレイで!種類もたくさんあるし、似たような色に見えても違いがはっきりしていて愛用しています。
Darichについて
―ブランドを立ち上げたきっかけを教えてください。
S:元々はプレスになりたいと思ってアパレルに入ったんです。アパレルの販売員から始まって、店長、プレスと上がっていったんですが、カタログを作ったり撮影に同行させていただく中で、だんだん企画やデザインなど頭の中にある世界観を一から自分で手掛けてみたいなと思うようになって。それがきっかけですね。
―今はデザインも自分でされているんですか?
S:はい、デザインもすべて何もないまっさらな状態から、これが欲しい!って思った物を作っています。妄想がすごく好きなので(笑)こういう所でこういう服を着たいな~とか。映画も好きで、SEX AND THE CITYとか見ていると可愛い服がたくさん出てくるので、そこからイメージが広がっていく感じですね!
―普通だとかわいい!と思ってそこで終わってしまう事も多いと思うんですが、そこから広がっていくんですね!
S:シチュエーションやテーマを決めてどんどん広げていくイメージです。
―Darichのコンセプトを教えてください。
S:Darichっていうブランド名が、Darling(ダーリン)とRich(リッチ)を合わせた言葉なんですけど。ダーリンっていうのが彼氏とかボーイフレンドっていう意味ではなくて「最愛」とか「最も」とか「お気に入り」っていう意味もあって、リッチは「裕福」とか「満たされる」っていう意味なんですが、自分の好きなものを着て自分の心が満たされる毎日を過ごしてほしいっていう願いを込めてます。
S:あと、大人のピンクをテーマにしているんですが、大人になるとピンクを身に纏うのにちょっと抵抗があったり、もう歳だからっていう風に思いがちだと思うんです。
―ピンクを着てみたいけど躊躇してしまう人もいますよね。
S:はい、それを払拭してもらいたいという気持ちと、あと、Darichは甘めの服が多く見られがちなんですけど、カジュアルに合わせて甘辛にしてみたり、ひとつのテイストにとらわれずにカジュアル・フェミニン・セクシー色々挑戦してみてほしいなと思っています。
S:それから女の子って、浴衣を着るといつもより可愛く見えたり、お洋服やメイクですごく変わると思うんです。Darichの服を作る時に、これを着たらいつもより3割増で可愛く見えるだろうなって思えるディテールだったり色味だったりを考えていて、着た瞬間に自分に自信を持ってもらえるような服を作りたいなと思っています。
―いつもより自分に自信を持てる服、とっても素敵なコンセプトですね!他にはあまりないようなお洋服も多いなと感じます。
S:そうですね、ちょっとアクが強めなものは作っていますね。ありそうでない服というか、それこそ私が頭の中でここがこうだったらと思ったものが形になっているんですが。
例えば今日来ているオールインワンも、スリットが入っていたり、ちょっと遊んでいる感じやさりげないデザインにこだわっています。
―デザインはどんどん浮かぶタイプですか?
S:うーん、浮かぶ時はどんどん浮かぶんですけど、浮かばない時はもう本当に締め切り前の作家さんみたいな感じで(笑)
デザインする前は映画とか雑誌を観たり、なんでもいいから可愛いものがあるところに行ってみたりしますね。
―1着できあがるのに、どのくらいの時間がかかるものなんですか?
S:0からで言うと…アイテムにもよるんですけど、だいたい3、4か月前くらいからイメージを考えていますね。わたしの場合は、自分が好きで自分が気に入ったものしか作りたくないという気持ちがあるので、シーズンに何型作るかはおおまかには決めているんですが、細かくは気にせずに本当に作りたい服だけを作っています。
―早紀さんの好きが詰まったこだわりの1着が形になっているんですね!
S:絶対にこれを作らなきゃって思って作ると、どうしても望んでいなかったものができてしまったりするので…。今は自分がブランドの広告塔までやらせていただいているので、やっぱり本当に可愛いと思っているものをお客様にそのまま伝えたいっていう気持ちがありますね。
―Darichのアイテムはピンクの色合いもとっても可愛いですよね。
S:色味は途中で何回も変えて、やっとたどりつくことが多いですね。サンプルで色を見ていても実際にお洋服になるとイメージが違っていたり。色を決める時は、どれがいちばん可愛くて、どれが一番着やすくて、普段でも着れて、でもオケージョンでも着れて…っていう風に本当に色々考えながら作っています。
―そんなに考えられているんですね!
S:だいたいピンクでいつも止まるんですよ(笑) 他の色は結構さらっと決まるんですが、ピンクを選ぶ時だけは3、4回くらい生地を変えたり。
―それだけピンクにはこだわりがあるんですね!
S:そうですね、ピンクの色は特にこだわって選んでいます。
―着こなしのポイントなどがあれば教えてください。
S:さっきも少しお話ししたんですが、甘いアイテムもカジュアルなアイテムやフェミニンなアイテムと合わせたり、気分に合わせて着こなしてもらえるといいなと思います。
例えばトップスなら、パンツにもスカートにも合わせられるように作っていて。
―着回しを考えたデザインになっているんですね!
S:それから着こなしとはちょっと違うかもしれないんですが、バックスタイルなど自分からは見えない部分も360度どこから見ても可愛いデザインを意識しているので、ヘアスタイルなども合わせてコーディネートしてもらえると楽しいかなと思います。
とっても可愛いDarichのデザインに一目惚れして、思わずラブコールを送ってしまったのですが、本当にたくさんのこだわりが詰まっていました♡
ピンク愛溢れる早紀さんが作るDarichのアイテムが、本日よりPINK LUSHでも販売スタートしています!
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齊藤早紀さんのInstagram(@saki__saito)と、Darichのオフィシャルアカウント(@darich_official)もぜひチェックしてみてくださいね♡